2010年度 計算科学演習I
日時: 2010年前期 毎週火曜日 10:40 - 12:10
講義室:
講師: 山本有作,上原邦昭,陰山聡,安村禎明,中村秀
授業の目標及び期待される学習効果
本演習は,計算機シミュレーションを行うために不可欠な言語,計算機利用法,
並列化プログラミング,可視化システムの利用法の演習を行う。
この演習を受けることにより,計算機シミュレーションを行う上での基本的な技術を
習得させることが目的である。
授業の内容
本演習では,各研究分野の計算科学専任教員により,計算機シミュレーションに
不可欠な基礎的なプログラミング技術の習得を目的とした演習を行う。具体的には,
プログラミングのための各種の言語を教える。また,計算機へのジョブの投入などの
基本的な利用法から高度な利用まで,演習をしながら習得させる。
大規模な計算機シミュレーションのために必要な並列化プログラミング,すなわち
MPIやOpenMPの使い方を,実際にジョブを投入して,実体験としてチューニングの方法
を習得させる。また,計算機シミュレーションにより出力された大量データを可視化
システムで表示し,データの表示方法やデータの解析法を習得させる。
演習の時間構成を以下に示す。
1. 各種言語の概論と演習(4回)
2. 教育用計算機利用方法に関する演習(3回)
3. 並列化プログラミングの演習(5回)
4. 可視化プログラミングの演習(3回)
成績評価の方法と採点基準
研究背景への理解度,研究遂行への取り組み,研究成果,プレゼンテーション能力を
基に,総合的に評価する。
連絡先
情報知能学専攻 CS53研究室 山本有作
居室: 工学部本館C3-201-1室
Email: yamamoto@cs.kobe-u.ac.jp
内線: 6342
講義のページに戻る
Topに戻る