2004年度 計算理工学特別講義1
「大規模分散シミュレーション」
日時: 2004年10月7日(木),8日(金)
講義室: 工学部新1号館144講義室/IB電子情報館071講義室
講師: 何 希倫氏((株)日立製作所 中央研究所)
レポート課題
「大規模分散シミュレーションの課題と解決アプローチ」
課題内容
本講義では、異なる時間・空間スケールの複雑な物理現象の問題を解決すべく、グリッド技術の透過的な
情報連携基盤を元に、シミュレーションコンポーネントを有機的に融合したマルチスケールシミュレーション
についてお話致しました。
そこで、@ 皆様が目指されている研究分野・テーマの概略、A 大規模分散シミュレーションやマルチ
スケールシミュレーションとの関連性、B @の研究分野・テーマから観たシミュレーションの課題抽出・提起、
C 解決アプローチ、D 異分野の研究者とのコラボレーションの方策。これら5つの項目に分けた形式で、
全体でA4フォーマット 1〜2頁のレポートを作成願います。
本レポートでは、皆様が目指す研究分野やテーマの重要性を主張する観点から、大規模分散シミュレー
ションとの関連付けを行った場合、大規模分散やマルチスケールシミュレーションに如何なる課題が存在
するか考察願います。この課題抽出・提起を元に、解決アプローチでは詳細な解決策よりも、その解決アプ
ローチのユニーク性や何を重点に解決アプローチを図りたいかを記述願います。最後に、自ら研究テーマを
推進する上で、複数の分野に跨る研究者をパートナーに効率的なコラボレーションを実現するために、どの
ような方策が有効かを一考願いたいと思います。
提出締め切り
2004年12月28日(火)
提出先
工学部3号館381号室前 応用数学レポート提出箱
★ 氏名と学籍番号を忘れずに記入のこと。
連絡先
計算理工学専攻 杉原研究室 山本有作
居室: 工学部3号館北381号室
Email: yamamoto@na.cse.nagoya-u.ac.jp
内線: 5380
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